マダム珍味の晩飯速報

ととの出身地である岡山では、正月にお屠蘇を飲む習慣がないらしく、一昨年の年末大慌てで屠蘇器を買いに行きました。
まず、以前から行きたかった武道館の近くにある和食器の店に行ってみたんだけど、シンプルなどうでもいいようなのしかなかった。趣味はいいんだけどね。普段使いのほうが得意みたいな店でした。
で、やはりデパートのほうがいいのかなと思い、日本橋三越、日本橋高島屋、松屋銀座、新宿タカシマヤ、新宿伊勢丹、池袋西武、池袋東武と都心の主なデパートをまわることに。
何十万もする漆塗りのとか目が腐るほど見たのだが、義理の祖母からゆずりうけた重箱に合うデザインのがないので、どうしたらいいもんかと悩んだところ、池袋西武と新宿伊勢丹で見た写真の屠蘇器が脳裏から離れないことに気づきました。盆はついてないんだけど、磁器のほうがあの重箱には合うと思い、予算オーバーだったがフンパツして買ってしまったんです。
なんちゃって尾形光琳なデザインは、屠蘇器にしては斬新だと思い込んでいる。今年も箱を開けるのが楽しみで、ほかのどんな高価な漆の屠蘇器を見てもちっともうらやましくない。
これとおそろいの取り皿セットもいつか購入したいなあ。